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「それ、サイトに書いてあるんだけどな」。ヨミタスでAIにも届く案内に

ヨミタスのストエン登録画像

「送料はいくらですか」「土曜日も開いていますか」。問い合わせに答えながら、そういえば同じ説明をサイトにも載せたな、と思うことはありませんか。

書いてあることと、相手に見つけてもらえることは別なんですよね。ページが増えるほど、案内したい情報が奥に隠れてしまう。せっかく整えた説明なのに、少しもったいなく感じます😅

「ヨミタス」は、そうしたサイトの中身をAIアプリから調べられる形にする無料のサービスです。サイトを引っ越すのではなく、今ある公開ページを読み込んで、AIが参照する入口を用意します。今回は公開されている検索画面を使い、つなぎ方の案内までたどってみました。

AIに渡したいのは、サイトの名前より中身

たとえば、お店の紹介ページには住所、別のページには送料、その下に返品の条件がある。人ならリンクをたどって読めますが、AIに店名を伝えただけで、必要なページまで必ず見てもらえるとは限りません。

ヨミタスの公式説明では、公開ページの本文を読み込み、サイト内を検索したり、見つけたページを読んだりできる「MCPサーバー」を用意すると案内されています。少し難しい名前ですが、ここではAIアプリがサイトの情報を取りに行くための接続先と考えると分かりやすそうです。

元になるのは、サイトに実際に載っている情報。AIに紹介文を一度書かせることよりも、質問のたびに参照できる材料を整えるところに、このサービスの使いどころがあります。

「陶器」で探すと、サイトの中のページまで見えた

まずは登録をせずに、「サイトを探す」を開いてみました。「陶器」と入力すると、取材時点では7件のサイトが表示され、それぞれの紹介文の下に、言葉に該当するページへのリンクが並びます。

サイト名だけの検索なら見過ごしそうなページも、内容から見つかる。作品を扱うお店だけでなく、関連する記事のあるサイトも結果に出てきました。「どのサイトか分からないけれど、この話を読みたい」という探し方にも入口があるんですね🔎

「陶器」で検索した結果。サイトの紹介に加え、見つかったページへのリンクも並びます。
「陶器」で検索した結果。サイトの紹介に加え、見つかったページへのリンクも並びます(2026年10月1日撮影)。出典のページ。画像を押すと拡大できます。

接続する前に、何が読まれているか分かる

結果から「慈(慈焼 公式サイト)」を開くと、読み込んだページは45件、最後に読み込んだ日は2026年9月26日と表示されていました。その下には、AIアプリにつなぐためのアドレスと、読み込まれているページの一覧があります。

これなら、つなぐ前に「何について聞けそうか」を見当づけられます。案内ページにある接続先を、対応するAIアプリへ登録して使う流れです。利用するアプリや契約によって設定方法が異なるため、接続画面にある使い方を確かめながら進めるのがよさそうです。

登録サイトの詳細。読み込み済みのページ数・日付と、AIアプリへ渡す接続先を確認できます。
登録サイトの詳細。読み込み済みのページ数・日付と、AIアプリへ渡す接続先を確認できます(2026年10月1日撮影)。出典のページ。画像を押すと拡大できます。

自分のサイトなら、持ち主の確認から始める

サイトを登録する側は、アカウントを用意し、URLを登録して、トップページに短い確認用タグを貼ります。公式サイトによると、サイトの作り直しやヨミタス専用プラグインの導入は不要。確認後に公開ページを読み込み、接続先を用意する仕組みです。

つまり、最初に必要なのは「サイトの内容をAI向けに全部書き直すこと」ではありません。自分が管理できるサイトかを確認し、今あるページを読めるようにすること。すでにFAQや料金表を整えているなら、その準備を生かせるのはうれしいところです😊

料金表を直したら、読み込んだ日も見る

一方で、AIが参照するのは読み込み時点の情報です。先ほどのサイトにも読み込み日が表示されていました。今日変更した営業時間が、以前の読み込みに含まれているとは限りません。

公式の料金案内では、接続可能な状態のサイトを7日ごとに自動で読み直すとされています。急な休業や料金変更があるときは、元ページを直したうえで、再読み込みの状態も確かめたいところ。答えに添えられる参照元を開いて見直す習慣があると、更新の見落としにも気づきやすくなります。

まずは、よく聞かれることが載ったサイトで

2026年10月1日の公式料金ページでは、登録・読み込み・AIからの利用はいずれも無料で、クレジットカードも不要と案内されていました。上限は1サイト300ページ、1アカウント10サイト。AIアプリ側の利用条件は別に確認が必要です。

公式の料金案内。無料で使える範囲と、ページ数・登録サイト数の上限が示されています。
公式の料金案内。無料で使える範囲と、ページ数・登録サイト数の上限が示されています(2026年10月1日撮影)。出典のページ。画像を押すと拡大できます。

「AI検索対策」と聞くと、大がかりな施策を思い浮かべるかもしれません。でも、入口を「いつも聞かれる送料や予約方法を、もう少し見つけやすくしたい」にすると、試したいことが具体的になります🤔

サイトを登録しただけで、あらゆるAIの回答に自動で載ることを意味するわけではありません。まずは公開されている登録サイトを一つ選び、どんなページが読み込まれ、どんな接続案内があるかを見る。自分のサイトなら何を聞いてほしいか、そこから考えてみるとよさそうです。

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取材日:2026年10月1日。公開サイトの検索・詳細画面を操作し、公式の使い方と料金案内を参照しました。自サイトの新規登録、所有確認、AIアプリへの接続後の回答は試していません。

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